ChromebookのLinuxにPySimpleGUIをインストールしてみた
最近、Chromebookは多くのユーザーによって使われており、その中には開発者も含まれています。ChromebookはLinuxをサポートしているため、Pythonを使った開発作業も可能です。今回は、ChromebookのLinux環境にPySimpleGUIをインストールする方法を試してみました。
PySimpleGUIとは
PySimpleGUIはPython向けのGUIライブラリであり、簡単に使えるインターフェースを提供しています。これは、開発者が簡単にGUIアプリケーションを作成できるように設計されています。そのため、Chromebookでの開発作業にも適しています。
インストール手順
まず、ChromebookのLinux環境でPythonをインストールします。次に、ターミナルを開いて以下のコマンドを実行します。
pip install PySimpleGUI
これにより、PySimpleGUIライブラリがインストールされます。
サンプルアプリの作成
次に、PySimpleGUIを使用してサンプルのGUIアプリケーションを作成してみましょう。以下のコードをエディタに入力し、「app.py」という名前で保存します。
import PySimpleGUI as sg layout = [[sg.Text('Hello, PySimpleGUI!')], [sg.Button('OK')]] window = sg.Window('Sample App', layout) while True: event, values = window.read() if event == sg.WIN_CLOSED or event == 'OK': break window.close()
実行
ターミナルで以下のコマンドを実行して、作成したアプリケーションを起動します。
python app.py
結果
これで、ChromebookのLinux環境にPySimpleGUIをインストールし、サンプルのGUIアプリケーションを作成して実行することができました。これを基にして、さらに複雑なGUIアプリケーションを開発することが可能です。