ディープラーニングは、機械学習の一種であり、非常に複雑なパターンや規則を学習することができる人工知能の分野です。ディープラーニングの中心的な技術であるニューラルネットワークは、脳の神経細胞の仕組みから着想を得た数学モデルであり、複数の層からなる情報処理システムです。このチュートリアルでは、PyTorchを使用して、ニューラルネットワークを実装する方法について詳しく説明します。
ニューラルネットワークの基本構造
ニューラルネットワークは、複数の層から構成されるモデルで、各層は複数のニューロン(ノード)から成ります。各ノードは、前の層のノードと接続されており、それぞれの接続には重みが割り当てられています。また、各ノードは活性化関数を介して出力を計算します。一般的な活性化関数には、シグモイド、ReLU、tanhなどがあります。
PyTorchを使用してニューラルネットワークを実装する
PyTorchは、Pythonで書かれたオープンソースの機械学習ライブラリであり、ニューラルネットワークの構築やトレーニングを容易に行うことができます。以下に、PyTorchを使用して単純なニューラルネットワークを実装する手順を示します。
- PyTorchのインストール
まずは、PyTorchをインストールします。以下のコマンドを使用して、PyTorchをインストールしてください。
pip install torch torchvision
- ニューラルネットワークの定義
次に、PyTorchを使用してニューラルネットワークを定義します。以下は、単純な全結合層2層からなるニューラルネットワークの例です。
import torch
import torch.nn as nn
class NeuralNetwork(nn.Module):
def __init__(self):
super(NeuralNetwork, self).__init__()
self.fc1 = nn.Linear(784, 128)
self.fc2 = nn.Linear(128, 10)
def forward(self, x):
x = torch.flatten(x, 1)
x = torch.relu(self.fc1(x))
x = self.fc2(x)
return x
- データの準備
次に、ニューラルネットワークの学習に使用するデータを準備します。以下は、MNISTデータセットを使用する例です。
import torchvision
import torchvision.transforms as transforms
transform = transforms.Compose([transforms.ToTensor(), transforms.Normalize((0.5,), (0.5,))])
train_dataset = torchvision.datasets.MNIST(root='./data', train=True, download=True, transform=transform)
train_loader = torch.utils.data.DataLoader(train_dataset, batch_size=64, shuffle=True)
- ネットワークのトレーニング
最後に、定義したニューラルネットワークをトレーニングします。以下は、ニューラルネットワークのトレーニングの例です。
model = NeuralNetwork()
criterion = nn.CrossEntropyLoss()
optimizer = torch.optim.SGD(model.parameters(), lr=0.01)
for epoch in range(5):
for i, (images, labels) in enumerate(train_loader):
optimizer.zero_grad()
outputs = model(images)
loss = criterion(outputs, labels)
loss.backward()
optimizer.step()
if (i+1) % 100 == 0:
print('Epoch [%d/%d], Step [%d/%d], Loss: %.4f' % (epoch+1, 5, i+1, len(train_loader), loss.item()))
以上で、PyTorchを使用してニューラルネットワークを実装する方法を紹介しました。ニューラルネットワークは、画像認識、自然言語処理、音声認識などの様々なタスクに使用されており、PyTorchを使えば簡単に実装できます。是非、このチュートリアルを参考にして、ディープラーニングの習得を目指してください。
1:22 人間の脳を真似するニューラルネットワークとは?
5:45 PyTorchを使ってディープラーニングを実装する方法
11:47 数学を使わないで「勾配降下法」を理解するには?
18:28 なぜ「ディープ」ラーニングするのか?
23:53 ディープラーニングを使って競馬予想をする方法
28:50 配列の変換で「-1」が出てきたら大体こういう意味
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※もし文字がぼやけて見づらい場合は、設定ボタン→画質を720pに上げてください。 現在、YouTubeのデフォルト設定が480pに変更されているようです。 https://japanese.engadget.com/jp-2020-03-25-youtube-sd.html
20:37 自分の学習不足なせいでよくわからないのですが、中間層を作る理由って、データそのものを変えるのが目的ではなく、分類する線をデータにfitさせるのが目的じゃないですか??決定木の場合もそれでディープラーニングと同じように過学習になりますし、同じ傾向かと思ったのですが….後データを変えるだと、特徴が変わったデータを扱えないような気がします。いかがでしょうか?
23:53 以降を進めたいと思っています。
resultで使用するDataFrame型のデータは、書籍の「03.データ加工前処理」まですべて終わったものと言う認識で合ってますか?
それとも
「02.スクレイピング」までの完了で足りますか?
p.s.書籍買わせていただきました。
動画通りにやっていっていたところ model.train() のところのセルで loss.backward() の所で下のエラーが出ます
RuntimeError: Found dtype Long but expected Float
Exception raised from compute_types at ..atensrcATennativeTensorIterator.cpp:183 (most recent call first):
00007FFCB4FE6AD600007FFCB4FE6A70 c10.dll!c10::Error::Error [<unknown file> @ <unknown line number>]
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型が違うと怒られていることは理解できましたが解決できません
良ければ教えていただけると助かります
Lightgbmの動画で、するべき質問かはわからないですが(また、後の動画で出てればすいません。。)
例えば、簡単にtrainデータのx1:入力が賞金、x2:rankとしたときに
testデータyのrankを予想するということで
今は
y=f(x1)+f(x2) ? y=f(x1)×f(x2)?といった具合に変数が独立した予想となってると思うのですが
実際は賞金が高いレースほど、価値のあるrankであると思いますので
y=f(X1×X2)といった形にできるのでしょうか。
例えば、血統と競馬場独立した変数ではなく、この競馬場のこの血統が良いみたいなイメージです。
または結局はそのような横のつながりも反映されてるものなのでしょうか。
最後、テンソルをナンパイに変換したところで、出力データが全て0,1になったところでよくわからなくなりました。