動画でわかるC言語の構造体の配列の使い方
構造体(Structures)は、C言語において複数の異なるデータ型をひとまとまりにする際に使用されます。構造体を使用することで、関連する情報を効率的にまとめて管理することができます。また、構造体の配列を使用することで、同じ型の複数の構造体をまとめて扱うことが可能となります。
このチュートリアルでは、C言語で構造体の配列をどのように使用するかを動画で解説します。
まず、構造体の定義方法から始めましょう。以下のように、構造体を定義します。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
// 構造体の定義
struct Book {
char title[100];
char author[50];
int pages;
};
上記の例では、Bookという構造体を定義しています。この構造体には、書籍のタイトル、著者、ページ数という情報が含まれています。
次に、構造体の配列を定義します。以下のように、構造体の配列を宣言します。
int main() {
// 構造体の配列
struct Book library[3];
// 構造体の初期化
strcpy(library[0].title, "Book 1");
strcpy(library[0].author, "Author 1");
library[0].pages = 100;
strcpy(library[1].title, "Book 2");
strcpy(library[1].author, "Author 2");
library[1].pages = 150;
strcpy(library[2].title, "Book 3");
strcpy(library[2].author, "Author 3");
library[2].pages = 200;
// 構造体の情報を表示
for(int i = 0; i < 3; i++) {
printf("Title: %sn", library[i].title);
printf("Author: %sn", library[i].author);
printf("Pages: %dn", library[i].pages);
printf("n");
}
return 0;
}
上記の例では、3つの要素からなるBook構造体の配列を宣言し、初期化しています。それぞれの要素には適切な書籍情報を設定し、それを表示しています。
構造体の配列を使用する際には、通常の配列と同様に、forループなどを使用して要素を操作することができます。また、構造体の配列を使用することで、関連する情報を効率的に管理することができるため、プログラムの保守性や拡張性が向上します。
以上が、C言語で構造体の配列を使用する方法についてのチュートリアルです。動画で詳しく解説した内容を参考にして、構造体の配列を効果的に活用してください。