Viteを使おう【M3 Tech Talk 第207回】
こんにちは、皆さん。今回はM3 Tech Talkの第207回をお届けいたします。この回では、Viteというツールについて紹介していきます。
1. Viteとは
Viteは、Evan Youによって作られたビルドツールです。Viteは、Vue.jsの開発を簡単にするために設計されています。特に、開発者が即座にリアルタイムなフィードバックを得ることを重視しています。
2. Viteの特徴
Viteの特徴は以下のとおりです。
- 高速な開発サーバー: Viteは、ブラウザにモジュールをストリーミングすることで高速な開発サーバー機能を提供します。変更を行った場合でも、ほぼリアルタイムで反映されます。
- ESモジュールをサポート: ViteはESモジュールをサポートしており、IE11を含む全てのモダンブラウザで動作します。
- シンプルな設定: ViteはシンプルなJavaScriptファイルによる設定で動作します。複雑な設定ファイルが不要なため、初心者でも簡単に利用することができます。
3. Viteの使い方
Viteの使い方は非常に簡単です。まず、Viteをインストールします。
<script type="module" src="https://unpkg.com/vite@<version>/dist/client/index.js"></script>
次に、Viteを使いたいプロジェクトのフォルダで以下のコマンドを実行します。
npm init vite@latest
すると、プロジェクトのテンプレートが生成されます。生成されたプロジェクトに移動し、以下のコマンドを実行します。
npm install
これで、Viteを使ったプロジェクトが準備できました。開発サーバーを起動するには、以下のコマンドを実行します。
npm run dev
4. まとめ
Viteは、高速な開発サーバーやシンプルな設定などの特徴を持つビルドツールです。Viteを使うことで、Vue.jsの開発をより効率的かつ簡単に行うことができます。ぜひ、Viteを試してみてください。
以上で、Viteを使おう【M3 Tech Talk 第207回】の紹介を終わります。次回のTech Talkもお楽しみに!